50代女性が運を良くするために運を鍛える方法

運と運命

わたしたちは、問題にぶち当たったときや現状に不満を感じたとき、「運がよくなりたい」、「運がいい人になりたい」と思います。また日頃からなにげなく「運がいい」、「運が悪い」という言葉を使いますが、50代にもなると、生きていく上で運がとても大事なことは誰もが知っています。しかし、その運をよくする方法を意外と知らない50代女性がほとんどではないでしょうか。今回は、その運を知り、鍛えていく方法を探っていきます。

はじめに伝えておきますが、どんな人でも運をよくするのは可能であり、50代であっても遅くはないとわたし自身は考えています。

その理由は、運というものは、毎日無意識にやっていることやちょっとした日頃の習慣に影響されるからです。

もっとも代表的なひとつには言動があります。あなたがよく使う口癖をはじめ、何気ない普段の行いがあなたの運を左右します。そして、運というものは、目に見えるものよりも意外と目に見えないものから大きな影響を受けます。人の目には見えないもの・・・それは、こころです。あなたのこころの状態が運の良し悪しを決めていると言っても過言ではないのです。自分のこころの中を探れば、50代女性が運を良くするために運を鍛える方法もおのずと見えてきます。

運を良くしたいなら、まずは、自分が何を求めているのかを知ることが大切になります。自分に「何が欲しいのか？」と問いかけ、欲しいものをはっきりさせましょう。

１、自分が中心（自我欲）
なんだかんだ言っても、「我思う故に我あり」のように自分は確かな存在です。自分自身を一番大切に感じるのは、生きものとしてごく自然な欲求です。とにかくなにごとにも自分が一番大切で、自分を中心に考えていきたい欲求です。

２、食欲・性欲
ご存じの通り、どちらも本能における三大欲求のひとつです。脳科学的には、食欲と性欲を司る部位が隣同士のため、影響しあうそうです。人を好きになったことがある女性ならば、恋愛感情と食欲は切っても切れない関係なのは、身に覚えがあるかもしれません。50代女性は、性欲より食欲という方が多いのではないでしょうか。

３、金銭欲（物欲・財産欲）
50代女性に限らず、ほとんどの人は、お金はないよりあった方が断然いいと考えているはずです。文明社会では、生きていく上でお金がないと困ります。金銭欲がない人を探すのは難しいでしょう。

ただ物欲については、大きな差があるかもしれません。ミニマリストのように生活するための必要最小限のものがあればいいというタイプもいれば、お金を借りてまでブランド品を買いあさる物欲が強い人もいます。実業家のホリエモンこと堀江貴文さんは超がつくお金持ちですが、「物欲がない」とおっしゃっている記事を見かけたので、すでに達観してるようです。いまよりもっと贅沢をしたいと思っているようであれば物欲がまあまあ強い可能性があります。

４、権力欲（支配欲）
世間で知られるほど大きな権力を持っていなくても、50代ともなれば、会社や組織、地域などである程度の地位についている50代女性もいらっしゃるでしょう。家庭で一番力を持ち強いという50代女性も多そうです。現在の地位に満足できなければ、もっと権力を握りたいと高みを目指しても不思議ではありません。もともとの性格もあって、他人を支配したいと無意識に思っている50代女性も意外と多くいるはずです。

５、創造力（芸術）
創造力とは、自分で考えた方法で、０から新しい何かを創りだす力です。仕事で言えば、新しい企画・新しい価値・新しいやり方を見いだすことになります。趣味の世界では、創造力は必須と言ってもいいでしょう。家庭の中だと料理をはじめ家事にも創造力は発揮されます。芸術的センスがあると素晴らしい才能につながりそうです。

あなたが本当に欲しいものを見つけてもらえるようにと５つの視点を挙げてみました。あなたは、何に興味を持ち、何に執着し、何を欲しいと思っていますか？それを知ることが50代女性が運を良くするために運を鍛える方法につながる近道になります。

自分が望んでいることがわかったなら、今度はそれについて掘り下げてみましょう。もし、マイナス感情があるようなら、そこにフォーカスしてみてください。欲しいものに対する強い気持ちには、罪悪感・劣等感・優越感・他罰思考などなど様々な感情が渦巻いているはずです。

欲望は、誰にでもあるものです。それは50代女性であっても同じですよね。喉から手が出るほど欲しかったものを苦労の末、手に入れることができれば、嬉しくて満足感や幸福感に酔えるほどでしょう。けれども、それはほんの束の間です。よく考えるとその満足感や幸福感は頑張って得られた報酬のようなもので、ますます欲望が刺激されもっと欲しくなってしまいます。50代女性の中には、そのことを経験上知っている方もおられるでしょう。どんな欲望にもネガティブな感情が必ず備わっています。同じようにどんな感情にもリスクを伴っていることは忘れないようにしたいものです。

欲望は、モチベーションにつながるものですが、幸せにさせてくれるものとは言いがたいものなのです。

本当は、お金で満たされるものに意味はないし、お金で買えるものを持っていることにも意味などありません。それらに意味を持たせるのは、自分自身であって、ただ獲得できた喜び、完成した喜び、達成した喜び、やり遂げた喜びしかないのです。

そして、なにかを手に入れれば執着心が芽生えます。失うことへの不安や恐れ、所有し続ける手間などが発生します。

50代女性が本当に欲しいものを見つけるには、一人になってよく考えることです。いま欲しいものについて、いま持っているものについてよく考えることです。いらないものは手放す勇気をもつことです。そして本当に欲しいもの、やりたいことに集中できれば、50代でも少しずつ運が開けていきます。

50代女性だからこそ、一時の感情に囚われない、自分の好きなことに集中する生き方が運を良くし、運を鍛える早道になります。運の鍛え方は、いたってシンプルです。運を良くするために運をい鍛える方法の実践を50代からはじめても遅くはないのです。