もしかして加齢臭!?アラフィフ女性のにおい予防とくさい対策
アラフィフになると、いろいろと気になることが増えますよね。
わたしの場合は、周りににおう人とそのにおいに敏感な人がいるので、自分自身のにおいが気になってしまいます。
心配のあまり、「わたしもくさいかも!?」と周囲に確認するほどです。
特に夏場は、自分の汗の匂いが若いときとは変わったような気がして、「まさか”加齢臭”」と疑いたくなることもたびたびあります。
今回は、悩み多き年頃アラフィフ女性の汗のにおいを減らすためのにおいの予防とくさいへの対策をご紹介します。
アラフィフ女性も例外ではない加齢臭の原因
加齢臭は、汗が酸化したものから出たにおいです。年齢を重ねるほど、においは強くなります。そのにおいは、様々で独特なにおいを発するようです。
加齢臭は、俗に「おじさんのにおい」とか「お父さんのにおい」とか言われますが、女性も例外ではありません。
男性より汗をかかないイメージの女性であっても、閉経を迎える50歳前後から汗が出やすくなったと感じることがあります。一般的に女性が男性より汗をかかないように感じるのは、女性ホルモンが汗を抑えてくれているからです。
更年期障害の症状であるホットフラッシュが起こると滝のような汗をかくので、要注意ですね。
女性も当てはまる加齢臭の主な原因4つ
・肥満
体の表面積が広い上、脂肪のせいで汗の量が増えてしまいます。それが酸化すると必然的に臭いが強くなります。
・アルコール
アルコールが分解されるときに出る物質が加齢臭の原因物質と混ざるとにおいがさらに強くなります。
まさに「混ざると危険!」です。
・タバコ
タバコを吸うと煙のにおいが体につきます。体内では、においの元の物質を発生させます。
・ストレス
ストレスは、血液の流れを悪くし、においを発生しやすくします。においを気にして、ストレスを溜めるようでは、本末転倒です。おおらかになりましょう。
アラフィフ女性の加齢臭を防ぐ方法は健康的な生活
アラフィフ女性にとって加齢臭の原因になるものをできるだけ取り除くことは重要ですが、日頃の対策も必要です。
・身体を清潔に保つ
毎日、入浴して、こまめに汗を拭いたり、着替えをすることは、基本中の基本です。
殺菌作用のある制汗剤やボディシートで、汗と雑菌の繁殖を抑えることも大切です。汗をかく前やしっかりとふき取った清潔な状態で使いましょう。
脇の下、頭皮、背中、胸、足の指の間や裏など汗をかきやすい部分はもちろん、見逃しがちな耳の後ろに顔のTゾーンやデリケートゾーンも優しく丁寧に洗いましょう。
におい対策用のボディソープや石鹸なら、さらに心強いですが、ゴシゴシ洗って肌を傷つけないようにしてください。とくに敏感肌の人は、注意が必要です。
時間に余裕があるときは、湯船にゆっくり浸かることもおすすめです。
普段、あまり汗をかかない人には、におわない良い汗をかくトレーニングとなります。
その際、保湿もしっかりと行ってくださいね。
・食生活に気を付ける
汗をかきやすくする辛いものや動物性のもの、揚げものなどは、控えましょう。チーズやカレーが好きな女性は多いと思いますが、においを気にする人と会う前日と当日は、我慢した方が無難かもしれません。
抗酸化作用のある緑黄色野菜や果物、ナッツやオリーブオイルなどは、汗にも効果を発揮します。腸内の調子を整える食物繊維、発酵食品、アルカリ性食品なども普段から意識して摂りましょう。
体重を気にして食べないダイエットをすると、体臭が強くなることもあるので、無理なダイエットはほどほどにすることです。
・定期的に軽めの有酸素運動をする
有酸素運動のウォーキングやジョギングなどを無理をしない程度に行いましょう。
暑い夏は、室内でできるヨガ、春や秋の過ごしやすい時期は、自然を眺めながらのサイクリングなど…ストレス解消にもなるので、おすすめです。
・洗濯方法を見直す
衣服に一度、くさいにおいがついてしまうと洗濯しても取れないことがあります。においに気がつかず着てしまって、出先で二次被害になってしまうなんてことにならないためにもしっかりとにおいは、取り除きたいものです。
殺菌作用のある洗剤で洗い、十分にすすぎ、しっかりと乾かすことで、通常のにおいは取れます。くさいにおいを気にするなら、お洗濯はマメにした方がよさそうですね。
臭いのケアはアラフィフ女性のエチケット
わたしは、20代の頃、カレーを食べた後に出る汗のにおいが、カレーの臭いになっていたので驚きました。
30代の頃は、緊張するとわきがのような臭いを発することに気が付き、ショックを受けたこともありました。
そして現在は、アラフィフになり、「もしかして加齢臭!?」のお年頃です。
私が働いていた職場は空調が整っていましたが、絶対ミスは許されないという緊張感が常にありました。お陰で変な汗をかくので、単純な肉体労働でも必要以上に汗だくになります。
所属する部署には、臭いに敏感な若い女性が多く在籍していました。(汗)
特に梅雨や暑い時期は、体臭の強い男性の臭いが強烈になるので、毎日朝から「くさい」話で持ちきりになります。(苦笑)
若くて敏感な女性は、生理的に受けつけないくさい人にどうしても嫌悪感を抱きがちです(実際、不潔な人もいるので、仕方のないことですが)。
その上、においのせいで、気分が悪くなったり、頭痛がしたりしても、デリケートな問題だからとにおいを発している本人にはなかなか言えません。
においは、感情や体調を刺激します。
におう本人が自覚してなくても、周囲に我慢を押し付けていることになります。
清潔感ある大人の女性のエチケットとして、においをごまかすための香りの強い柔軟剤や制汗剤はできるだけ控えながら、自分のにおいはちゃんとケアしていきたいものです。
自分自身のためにも清潔で健康的な生活を実践し、自信あるアラフィフ女性を目指しましょう。