アラフィフの我慢しないダイエットは無意識を味方に頑張らないことが秘訣
アラフィフ世代になっても体重と体型は気になるものです。
もう歳だから体型が崩れるのは仕方ないにしても、健康のことを考えるとやっぱり太いより瘦せている方がいいですよね?
だからと言ってダイエットに励んでみても、若い時に比べると基礎代謝がおちているので、なかなか痩せないのがアラフィフ世代です。
そんなときこそ使って欲しい裏技が無意識の力を使うダイエット方法です。
わたしは、がむしゃらにダイエットを頑張っているときほど瘦せませんでした。
でも、無意識を味方にしたお陰で瘦せることに成功しました。
子どもの頃からぽっちゃりだったわたしが、50歳を越えた今でも理想の体重をキープしています。
無意識は、年齢に関係なく我慢しないダイエットを成功に導いてくれる存在なのです。
今回は、我慢しないダイエットの秘訣とわたしが実践している頑張らない方法をご紹介します。
ダイエットと無意識の力
我慢しないダイエットは頑張らないことが秘訣と言われても、ピンとくる人はほぼいないでしょう。
しかし、カギを握っているのは無意識なのです。
意識の約97%を占める無意識の領域は、行動に大きな影響を与えるのに普段のわたしたちには感じることができない存在です。しかし、環境や経験などから影響を受けた主観的なイメージや考え方を基に司令塔の役目を果たしています。
日頃からおやつや間食が習慣になっている人は、無意識におやつを食べています。炭水化物が好きな人は、ごはんやパンがなくてはならない存在です。甘いものが好きなら、いつも甘いものに引き寄せられます。
太っている原因は、普段の生活を支配しいている無意識が知っています。
普段感じているこころよりも深いところにいる無意識をあなたの望む方向に変えていければ、いますぐ目の前に見えている現実も変わっていきます。太っていることを気にしているなら、ダイエットの方法よりも無意識の力を理解することが先です。
一般的なダイエットのイメージは、
「辛い」・「キツイ」・「苦しい」・「空腹」・「我慢する」・「耐える」・「頑張らなければいけない」
というものです。
そうなると痩せたいけれど、
「食べるのを我慢したくない」し、「きつい運動もしたくない」し、「頑張るのが苦手」だから「痩せなくてもいいかな」とか、どうせ「続かない」とか、「やせっこない」などと思ってしまいます。
「今日は食べおさめ」、「今日は特別」だから「ダイエットは明日からやろう。」と先送りしていると、「太っている方が都合がいい」のかもしれなくなってきますね。
「瘦せっこない」なら現状維持でいいし、「我慢したくない」、「頑張りたくない」なら本能のまま食欲に流されて食べるしかない…「このままでいい」ですよね!?
無意識は、あなたの気持ちを痛いほど理解してくれ、あなたの意識が向いている方を素直に実現してくれるのです。
1)自分の無意識の中のダイエットのイメージを探る
無意識があなたを支配して今の状態にしているのですから、無意識を味方にすることができなければ、ダイエットは成功しません。
本当は「瘦せるかもしれないけれど、苦しいダイエットはしたくない」と思っているとそういう現実を引き寄せてくれます。
ダイエット方法よりもまず無意識の中を調べましょう。
2)無意識の中のダイエットのイメージを書き換える
苦しいと感じてしまうダイエットのことよりもダイエットが成功したときのイメージをふくらませた方が断然ダイエットを成功しやすくさせます。
自分の無意識を知ることができたら、我慢しないダイエットに新しく書き換えていきましょう。
理想が現実になるのは、「嬉しい」ことで人に「自慢」できるほど喜ばしいですよね。
我慢しないダイエットを成功させた先に待っている未来を詳細にイメージしてください。
いい気分になると前向きになれる
ダイエットをしようと決めたとしても、ダイエットは、「寝る前に食べない」、「甘いものを我慢する」・・・など苦しいこととの戦いです。我慢を強いられるイメージが無意識に刻まれていると実際にも過酷なダイエットになって大変な思いをします。できるだけ無意識をいい気分にさせてください。リラックスしていい気分でいるとストレスホルモンが減ります。いい気分は気持ちを前向きにさせてくれ、モチベーションアップにも役立ちます。
なにかを成し遂げるには強い意志は必要ですが、今まで通りまったく同じ行動をしていては、現状は変わりません。
変化を起こすには、行動することが必要になります。
いまのあなたの現状は、過去あなたがしてきた行動の結果です。
現状を変えたければ、行動を変え、習慣を変えていくしか方法はないのです。
我慢しないダイエットで頑張らないで瘦せる方法
我慢しないダイエットと言ってもダイエットの基本は、規則正しい生活です。理想は早寝早起き・バランスの取れた食事・適度な運動ですが、できなくても気にしないでください。
ダイエットを気にするあまりストレスが溜まって、どんどん食べてしまう方に意識が集中するようでは本末転倒になってしまいます。
◇我慢しないダイエット【メンタル編】
➀なりたい理想をいつも見えるところに表示する
目指したい女性の写真を冷蔵庫に貼ったり、スマホの待ち受けにしてください。
理想の体重やスリーサイズを紙に書いていつも見えるところに貼ったり、こころの中で唱えても効果があります。
➁太った人より痩せた人に意識を集中させる
あの人よりマシと思ってしまう人よりあの人のようになりたいと思う人へ意識を向けてください。
➂ダイエットに悪影響を与えるものとは距離をとる
人間関係と同じで、ダイエットの大敵とは距離を置くのが一番です。そのためには見ない・買わない・家に持ち込まないことが原則になります。
◇我慢しないダイエット【食事編】
➀お腹が空いているときの買い物は避ける
おいしいものの代表である甘いものやカロリーが高い揚げ物は、罪悪感をもつ反面、脳を喜ばせて幸福感を与えてくれます。習慣化するとまるで麻薬のようにやめられなくなります。お菓子のコーナーには近寄らない方が賢明です。
➁買う前にカロリーと糖分チェックする
ありがたいことに加工されているほとんどの食品には、カロリーなどが分かる栄養成分表が表示されています。
➂タンパク質をとる
脂肪が少ないタンパク質を多めにした食事を心掛けてください。タンパク質は、腹持ちがよく満足感を与えてくれます。
➃繊維質を多めにとる
繊維質は、腸をお掃除してくれます。糖分やカロリーよりも繊維質を意識して、多めにとりましょう。できれば毎食、ごぼうや人参など根菜類・海藻類・キノコ類の一種類でも加えてください。
➄発酵食品を意識して毎日とる
味噌・ぬか漬け・キムチ・納豆・糖分控えのヨーグルトなどの発酵食品を適量取るようにしましょう。
➅バランスを考える
偏った食事にならないようにバランスをいつも意識してください。毎食バランスのとれた食事が難しいときは、1日のトータルでも大丈夫です。
◇我慢しないダイエット【からだ(運動)編】
➀姿勢を整える
年齢とともに姿勢は悪くなりがちです。お腹を意識して背中をまっすぐにするだけでも代謝がアップします。
➁速足で歩く
普段の生活であまり歩く機会がない人は、後ろ足でしっかりと蹴って速足を意識してみてください。意外と運動量がある上、突っかかる回数が減ります。
➂軽い運動を習慣化する
有酸素運動は食欲を抑えてくれる働きがあります。軽く汗をかく程度でもいいので、なにか食べたい衝動にかられたときは、こまめに体を動かしましょう。
➃無理のない筋トレやダンスもお勧めです。
youtubeで検索すれば、たくさんの動画を観ることができます。
自分好みに日替わりで、挑戦してもいいでしょう。
我慢しないダイエットでなによりも一番大切なことは、「三日坊主は当たり前」だと考えてできなくても自分を責めないことです。三日坊主でも休み休み続けていけばりっぱな習慣になっていきます。
もし自分を責めて瘦せることができたとしても、それは病的な瘦せ方になります。責める時間を痩せている自分のイメージなどの前向きな妄想や行動へと切り替えていきましょう。
我慢しないダイエットの秘訣は頑張らないのまとめ
否定すればするほどその否定する方向に引っ張られてしまうのが無意識です。
痩せることより太っていることに意識が集中していたり、太っていることを意識しすぎていると、無意識は太った姿をあなたの姿だと認識します。
そうなるとダイエットは苦しいだけでなかなか成功に至りません。
わたし自身もありとあらゆるダイエット方法に手を出しましたが、ひとつも成功しませんでした。
頑張らないダイエットには、マイナス感情は足を引っ張るだけです。
思い詰めずにとにかく肩の力を抜くことを一番にしてください。
やせたいのなら、痩せた自分を思い描き、いつまでに体重何キロなどの具体的な目標を決め、本気で痩せることを望みましょう。
無意識にその目標をしっかりと認識させたら、あとはできることをやるだけです。
ただし、こころが折れないためにたまの息抜きが頑張らないダイエットのコツになります。
あまり必死になりすぎると疲れるだけでなく自分を追い詰めるので、週1日はなんでもありの日を作ってもいいでしょう。
アラフィフ世代のダイエットは、我慢や無理はしないことです。
とはいえ、続けることが結果に結びつきます。
誘惑に負けても自分のペースで…
誰のためでもない自分のために…
いろいろな葛藤を乗り越えて習慣になっていけば、自信もつきます。
年齢に勝つ必要はありませんが、年齢を言い訳に諦めなくてもいいことに気が付けます。
継続は力なりです。
我慢しないダイエットで、あなたの理想の体重を手に入れましょう。