タロット占いの詳しい解釈と意味 小アルカナ『ペンタクルスの4(Ⅳ)』

タロット占い

4枚のペンタクルスを身体の一部のようにしている男性が描かれたライダーウェイト版小アルカナ『ペンタクルスの4(Ⅳ)』には、どんな意味が隠されているのでしょうか。

タロットカードの『ペンタクルスの4(Ⅳ)』を詳しく読み解いていきます。

タロットカード『ペンタクルスの4(Ⅳ)』説明と解釈

背景は、薄い灰色です。遠くには、お城のような赤い屋根の建物や塔がたくさん建ち並んでいます。一見すると豊かに栄えた街並みです。

カードの中央で、椅子にどっしりと座って安定した様子の男性は、裾に青い縁取りのある赤い衣服を身に着けています。その上から黒いネットのようなもので体を包んでいます。
ブーツは、赤に近いオレンジ色です。

物質的豊かさや権力への強い欲望がある反面、失敗を恐れて慎重になっています。

彼は、1枚のペンタクルスをのせた黄金の冠をかぶっています。
両手で1枚のペンタクルスを抱え、2枚のペンタクルスを左右の足でそれぞれ踏んでいます。

彼は、地位や名誉・財産などを手に入れた成功者です。背後で栄えている街並みがその証拠です。すでに手に入れた4枚のペンタクルス(金銭や地位など)に価値をおき、守ることで頭の中はいっぱいになっています。堅実とも言えますが、持っているものを絶対に放したくないという強い所有欲が彼を満たしています。

『ペンタクルスの4(Ⅳ)』正位置が出たときの意味

・金銭に執着しています。
・強い独占欲を持っています。
・人を信じられません。
・自信過剰です。
・経済的安定を守ろうとしています。
・強い支配欲があります。
・現状にしがみつきます。
・変化を避けます。
・自分の利益優先になりそうです。
・現状維持を好みます。

【その他のキーワード】
・頑固・ワンマン・ケチ・強欲・権力者・執着心(所有欲・独占欲・支配欲など)

『ペンタクルスの4(Ⅳ)』正位置の具体的なリーディング例

自分がもっている「大切なものを守りたい」一心で、奪われるかもしれない恐怖が生まれそうです。

「豊かになりたい」、「安定した生活をしたい」、「将来に備えたい」、「もっと収入を増やしたい」という欲望に支配されます。

あらゆるものごとに執着し、身の回りのものの管理に固執する状態です。

~人間関係全般~
ありふれた日常の中の安定した関係なので、面白みには欠けます。権力者と縁があるかもしれません。

パートナー(恋人や夫)がいる場合…安定した関係を保ています。結婚や同棲の話がありそうです。

パートナーがいない(募集中の)場合…安定した出会いを求めますが、マイペースを崩しません。

こころに思う(片思いの)人がいる場合…独占欲が出ます。

仕事面…野心に燃えそうです。堅実に仕事を進めます。経理関係に縁があります。

健康面…健康の維持に努めます。

経済面…いつもお金の心配をして、堅実です。臨時収入があるかもしれません。

『ペンタクルスの4(Ⅳ)』正位置対策や解決策(アドバイス)

人間は、自然と物質や権力・安定などを求めてしまうものですが、目先の欲望を満たしたところで問題の解決には至りません。現状にしがみつくあまり変化を嫌っていては、成長も期待できないでしょう。

ときには、身銭を切ったり、新しいものを得るために今持っているものを手放す勇気も必要です。自分の利益を独り占めしないで、周りの人たちと分かち合おうという心意気が大きな喜びに結びつき、成長へとつながっていくのです。

『ペンタクルスの4(Ⅳ)』逆位置が出たときの意味

・安定が失われます。
・試験に失敗します。
・お金を出し惜しみます。
・計画が遅れます。
・管理がルーズです。
・金銭問題が起こります。
・支配欲が高くなります。

【その他のキーワード】
・不安定・喪失・問題・障害・強欲

『ペンタクルスの4(Ⅳ)』正位置の具体的なリーディング例

自分がもっている「大切なものを守りたい」一心で、奪われるかもしれない恐怖が生まれそうです。

「豊かになりたい」、「安定した生活をしたい」、「将来に備えたい」、「もっと収入を増やしたい」という欲望に支配されます。

あらゆるものごとに執着し、身の回りのものの管理に固執している状態です。

~人間関係全般~
ありふれた日常の中の安定した関係なので、面白みには欠けます。権力者と縁があるかもしれません。

パートナー(恋人や夫)がいる場合…安定した関係を保ています。結婚や同棲の話がありそうです。

パートナーがいない(募集中の)場合…安定した出会いを求めますが、マイペースを崩しません。

こころに思う(片思いの)人がいる場合…独占欲が出ます。

仕事面…野心に燃えそうです。堅実に仕事を進めます。経理関係に縁があります。

健康面…健康の維持に努めます。

経済面…いつもお金の心配をして、堅実です。臨時収入があるかもしれません。

『ペンタクルスの4(Ⅳ)』正位置対策や解決策(アドバイス)

人間は、自然と物質や権力・安定などを求めてしまうものですが、目先の欲望を満たしたところで問題の解決には至りません。
現状にしがみつくあまり変化を嫌っていては、成長も期待できないでしょう。
ときには、身銭を切ったり、新しいものを得るために今持っているものを手放す勇気も必要になります。そして周りの人たちと分かち合おうという心意気が大きな喜びに結びつくのです。

『ペンタクルスの4(Ⅳ)』逆位置が出たときの意味

・安定が失われます。
・試験に失敗します。
・お金を出し惜しみます。
・計画が遅れます。
・管理がルーズです。
・金銭問題が起こります。
・支配欲が高くなります。

【その他のキーワード】
・不安定・喪失・問題・障害・強欲

『ペンタクルスの4(Ⅳ)』逆位置の具体的なリーディング例

自分の利益ばかりを優先して、正しい行動が起こせない可能性があります。強欲でケチケチした態度が人を遠ざけます。

~人間関係全般~
全般~どん欲さが表に出てしまい、人から嫌われます。反感を買えば、妨害にあう可能性もありそうです。足の引っ張り合いになりそうです。

パートナー(恋人や夫)がいる場合…パートナーを束縛します。相手を失うかもしれないと不安定な精神状態になります。

パートナーがいない(募集中の)場合…選り好みしすぎてうまくいきません。出会いがあっても、支配的な人かもしれません。

こころに思う(片思いの)人がいる場合…片思いが高じて、相手のことだけしか考えられなくなります。何も手につかなくなりそうです。

仕事面…ワンマンになったり、邪魔をされたりします。仕事の能力やお金の出し惜しみで思うようにいかず、失敗しそうです。

健康面…健康を望みますが、現状維持です。お金では、健康は買えないことを忘れます。

経済面…他人のお金をあてにしてもうまくいきません。目論見が外れ、損失が出ます。

『ペンタクルスの4(Ⅳ)』逆位置対策や解決策(アドバイス)

「二兎を追う者は一兎をも得ず」のことわざのように欲張り過ぎると自分を見失い、得るものは何もなくなります。それだけで済めばまだしも、評判を落としたり、大切な人を失うことになる可能性もあります。

人を利用しようとする行為は、反感を買い、妨害される原因になるので、注意が必要です。自分の利益にばかり目を向けないで、他人にも配慮してください。

タロットカード『ペンタクルスの4(Ⅳ)』意味まとめ

人間社会で生きていくには、お金さえあればなんとかなることばかりです。だからと言って、お金を追いかけたり、お金にものを言わせようとする行為は、人としてどうでしょうか。ものに対しても同じです。

『ペンタクルスの4(Ⅳ)』は、強い所有欲と豊かさへの執着を表すカードです。
目に見えるものだけに価値を見出すのではなく、大切なこともいつも心に留め忘れないようにしたいものです。

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