50代の女性だからこそこころのゆとりを大切に生きよう!

人生について

50代は、いろいろな節目を経験する年代です。更年期に伴う体調不良や目に見えて加速する老化に環境の変化が重なれば、焦りや不安を感じても不思議ではありません。それでもこころにゆとりがあれば、少しは気楽になれるのでしょうが。

今回は、自分のためにこころのゆとりを取り戻す方法を取り上げました。

こころのゆとりがない人とは

こころにゆとりがないとろくなことがないことは、50代にもなれば十分承知です。でも、実際どんなよくないこと(デメリット)が起こるのかは、知らないもの。こころにゆとりがないとどのような傾向になるのでしょう。

~こころにゆとりがない人の特徴~

・視野が狭い。

・基本、イライラしている。

・トラブルに遭いやすくなる。

・他人を思いやる余裕がない。

・過去を重くひきずりやすい。

・強いネガティブ思考になる。

・被害者意識に取りつかれる。

・白黒(レッテル)で決めつける。

焦りや不安に押し潰されそうな心理状態に置かれて、なぜ自分ばかりが大変な思いをしなければいけないんだと思ってしまいます。毎日がなにかに追い立てられるような生活だと問題もあとからあとへとひっきりなしにやってきて、いつもイライラ、自分のことでいっぱいいっぱいになります。そうなると客観的な視点に立てないどころか、自分または周りが全部悪いと思ってしまうかもしれません。

こころのゆとりがある人とは

こころにゆとりがないよりあった方が断然お得のような気がしますが、実際にはどんなメリット(良いこと)があるのでしょう。

~こころのゆとりがある人の特徴~

・精神的に安定している。

・いつも穏やか。

・優しさにあふれる。

・視野が広くなる。

・前向きに考えられる。

・客観的な判断ができる。

・比べない(マウントしない)。

・自分は自分、人は人だと思える。

・自分を理解できる。

・包容力がある。

・少しくらいのことでは動じない。

こころにゆとりがあると、突然のトラブルにも冷静に対応する芯の強さを感じさせます。何事にも前向きな反応をして、明るい未来に希望を持てます。自分と他人を比べたとしても、自分のことはもちろんのこと自分とは違う人や価値観に寛容でいられます。そして何よりも自分のことをよく分かっているので、無理せず自分を大切にしようとします。

お金と時間とこころのゆとり

日頃、わたしたちは、こころのことは別扱いで、お金や時間のことばかりに意識を集中させ、大切にしようとします。

本当は、こころこそ、お金や時間よりも大切にしなければいけないのにも関わらずです。

例えば、普通の人間は、一生懸命に稼いだお金や貴重な時間を他人に無駄使いされたら、とても嫌な気分になります。それと似たように、相手のことを一生懸命に考えたせっかくの善意をむげにされたら、いい感情は持てません。でも、実際に感じた自分の感情よりも、お金や時間、相手の態度に意識が向きがちではないでしょうか。

わたしたちは、時間やお金が有限だということを知っています。それらに対する価値観や使い方が人によって違うことも理解しているつもりです。でも、こころにも同じように限界があって、大きさや感じ方が人それぞれだということを意外と忘れています。

どうしても時間やお金にゆとりがないなら、せめて、こころにゆとりがないときくらいは、無理をするのは控えるを鉄則にしてください。

こころにゆとりを取り戻す

日本人は、おもてなしの国・・・自分自身を犠牲にしてでも他人への気遣いを大切にします。でも、自分より他人を優先する人は、こころをすり減らしている可能性大です。常に誰かのことを考えているせいで、自分という存在が二の次三の次・・・と自分が自分の意識から遠ざかってどこかに置き去りにされていきます。こころの中に自分がいないから、自分がおろそかにされていることにも気がつきません。だから、いつも欲求不満な状態に置かれることになります。

そのことに気がつけなくて自分の存在を忘れてしまっている人は、いつまでも他人のために生きてしまいます。こころにゆとりがあるから他人のために頑張れるのではなく、自分自身を放置しているから他人に奉仕できるというおかしな現象が起こるのです。

いわゆるいい人の生き方をしている人は、他人から利用される傾向があります。この世にはズルい人がたくさんいます。目をつけられれば、時間もお金もこころもいいようにされてしまうカモになりかねません。

そうならないためには、断ることを覚える必要があります。
自分のために勇気を出して立ち向かう術を身に付けなければ自分を守ることはできないのです。

50代の女性こそこころにゆとりを持つ

時代が変わったとは言え、50代の女性は、つい自分のことは後回しにしがちかと思います。50年以上生きてきて、時間やお金の無駄遣いは気にしても、自分のこと(こころ)はおろそかなんて悲しすぎます。これからは、あなたのこと(こころ)が最優先されるべきです。時間とお金をかけてでも、こころのゆとりを取り戻すことに専念してもいいと思います。

また、世知辛い世の中では、自分を後回しにしてしまういい人は貴重な存在です。なのに、いい人だからいいように扱われてしまい、いい人ほどこころにゆとりを持てないという状況を招いてしまう場合があります。自分のこころの状態をよく理解し、自分のこころを大切にするために行動することで、本物のこころのゆとりを保ちましょう。

50代の女性だからこころのゆとりを大切に

わたしたちは、日頃、やらなければいけないことに追いたてられて、自分のこころの存在を無視しがちです。でも、時間やお金の無駄遣いに気を配るように自分のこころの無駄遣いにも意識を向けられるようになるとこころにゆとりが生まれるのは確実です。

自分のこころをよく理解して、自分のこころを大切に守るために行動してください。そして、本物のこころのゆとりを手にいれて、自分らしい人生を生きる優雅な50代の女性を目指しましょう。

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