50代余裕がある大人の女性になるたったひとつの方法

人生について

大人の余裕とはこころのゆとり

大人の余裕の余裕自体には、必要以上に余りがある、ゆったりと落ち着いている、こころにゆとりがあるという意味があるそうです。

「大人の余裕を感じさせる」、「大人の余裕を見せる」などの言葉には、ちょっとあいまいながらも大きな懐や器のニュアンスが含まれます。

つまり、大人の余裕の鍵は、ゆとりのようです。
「当たり前のことを言うな〜」と思うかもしれません。でも、そのこころにゆとりを持つことができる大人が少ないからこそ、大人の余裕がもてはやされるのではないでしょうか。

実際、こころにゆとりがあれば、むやみやたらに怒らない、慌てない、はしゃがない、ガツガツしない・・・ですみます。お金を持っていても余裕がない人は珍しくなく、大人の余裕の焦点は、経済的な余裕よりも精神的な余裕です。

怒りという煩悩

余裕がある大人の女性のイメージは?と聞かれたとき、あなたはどんな女性を思い浮かべますか?

経済的な余裕はもちろんのこと、何が起きても「大丈夫」と言わんばかりにいつもドンと構えている肝っ玉母さんや頼れる姉御的な女性でしょうか。それともいかにも仕事ができそうなキャリアウーマン?

タイプはいろいろでも、余裕がある大人の女性になれるものならなりたいですよね。

今回は、余裕がある大人の女性になるたったひとつの方法をご紹介します。

仏教では、怒りは根本的煩悩である三毒のひとつとされています。特に、マイナス感情から波及する怒り(イライラ)はしつこいものとされています。無理に抑え込もうとすると怒りの火種はくすぶり続けることになります。そんな火種をしっかり消すためには、怒りの本当の原因を探り当てることが大切です。もし冷静に観察することができれば、取り扱いがやっかいな怒りからでも学ぶことは可能です。少しずつ理解していく過程の中で、解決への道筋が見えてくるかもしれません。

そもそもこころに余裕があると、少しくらいのことではイライラしないし、怒りません。こころが揺れないから、怒りで震えることがなく、いつも穏やかでいられるのです。まさしく「大人の余裕」を感じさせ、「大人の余裕」を見せるこころにゆとりがある大人のイメージそのものになります。

怒りとイライラと大人の余裕

怒りとイライラは、余裕がないこころにこそ宿ります。
こころに余裕がないと怒りが生まれ、イライラします。相手の為に使った労力も無駄になる確率の方が高く、身内のことや会社関係だと無視もできません。けれども、あなたに与えられた時間は有限です。どうにもならない他人(こと)に意識を向け、イライラしてる間に時間はあっという間に過ぎてしまうという非生産的な現象に陥るのです。しかも、その現象は自分も周囲も巻き込みます。

だったら、相手を変えようとするより自分の考え方ややり方を変えた方がよっぽど話が早いということになります。とは言え、それも余裕がないとなかなかできないので、余裕がないならないなりの方法を考えましょう。わたしの一番のおすすめは、この際、他人の世話は、他の誰かに任せて、自分の人生を充実させることに徹することです。

残念ながら、普通の人間は、自分の思考や行動しかコントロールできません。この世には、どんなに頑張ったところで、自分の力でどうにかできることとできないことがあるということを受け入れるしかないのです。でもその事実を受け入れられると、最初はおぼろげながらも次第に自分の対応の仕方がはっきりとしてきます。そうなれば、無駄にイライラしたり、怒ったりすることが確実に減っていくでしょう。

50代女性の大人の余裕とは

一見、大人の余裕を感じさせる50代女性でも、様々な立場に置かれたり、複数の問題を抱えたりして、裏では必死!なんてことがあります。でも、本当は余裕なんて全然ないのに余裕がある大人の女性のフリができる人こそ、本当はこころにゆとりがあり、器が大きい女性なのかもしれません。そう、まるで優雅な姿で水上に浮かぶ白鳥のように(苦笑)。そう考えるとたまに愚痴や弱音を吐きながらも、一生懸命に平静を装ってしまう50代女性は、痛々しいと思いつつも魅力的です。

わたしは、そんな50代女性を肯定して、エールを贈ります。

「本当は余裕なんてないのよ・・・」と呟いてもいいので、あなたらしい大人の余裕を感じさせつつ魅せていきましょう。

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