タロット占い(3)会社の人間関係「苦手な人がいる」試練を乗り越える

タロット占い

今回のタロットリーディングは、会社の人間関係で悩むB子さん(50代)からの鑑定依頼です。

鑑定依頼の内容と動機

B子さんが現在勤める会社の勤続年数は4年になります。神経を使う仕事内容ですが、それほどどストレスを感じていないそうです。したがって最大のストレスが人間関係だということです。本人いわくあまり人間関係が得意ではないので、なんとか無難にやりすごす方法でやってきました。ところが最近、頭を悩ませる出来事があり、ストレスが増大しているそうです。今回は、その会社での人間関係をタロット占いでリーディングしていきます。

B子さんの人間関係のストレスの最大原因は、同年代の女性D美さんだそうです。D美さんは、B子さんより立場が上で長く働いているため、仕事についてはベテランです。明るく積極的ですが、仕事はあまり好きでないようでおしゃべりを優先してしまうところがあります。対してB子さんは、どちらかというと控えめで口数が少なくおしゃべりより仕事に一生懸命なタイプです。D美さんは上司に対しては順従なので会社にとっては特に問題はないのですが、気を使うタイプのB子さんはそうもいきません。一定の距離を保ち、神経をすり減らしながら仕事をこなす毎日でした。

そんな中、D美さんとペアを組んで一緒に仕事をすることになりました。はじめのうちはまだよかったのですが、次第にD美さんは本性を現し、B子さんに対して横柄な態度で接するようになってきました。

以前から噂好きで悪口やマウント発言が多く、ときどき強引に雑用を押し付けてくることもありました。それがエスカレートして明らかな子分扱いで接してくるようになったのです。パシりはもちろん、おしゃべりの相手をしないと暴言を吐いて、大きな声で悪口を言いふらすなんてこともありました。そんなひどい扱いを受けている中、D美さんが原因で退職する女性から話を聞く機会がありました。このままでは彼女の二の舞になると考えたB子さんは、迷った末、上司に相談しました。すぐに対策を講じてくれたお陰で、B子さんは、少し強気になれました。

とはいえ体調を崩しがちになっていたB子さんは、その後しばらくして異動を勧められ仕方なく承諾。仕事がひと段落したら、新しい部署にとりあえず応援という形で行き、キリがいいところで異動の辞令が下りるということです。上司はすぐに対応してくれたとはいえ、まだB子さんは安心できません。新しい部署にも明らかに不安の種が潜んでいます。個性派揃いの新しい部署でまた仕事を覚えていかなければならない状況を案じたのが、今回の鑑定依頼の動機だということでした。

トラブルがトラブルを呼ぶことはめずらしくありません。
B子さんからすると一難去ってまた一難・・・の予感しかしないこの先は、どうなるのでしょうか?

タロット占いのリーディング結果を観ていきましょう。

1、現在の状況

悪魔 ➡ 制約の多い状態が続いています。大きなストレスを感じていますが、諦めの局地に至っています。

2、試練と救い

ソード8 ➡ トラブルにより混乱しています。もうすぐひと段落しそうな気配があります。

3、問題の原因(過去)

吊るし人 ➡ 宙ぶらりんな状態に陥っていました。

4、近況(ここ2、3ヶ月の過去)

ペンタクルス6 ➡ 不安が少しずつ解消され、寛大さを取り戻しつつあります。

5、起こりうる未来(可能性)

ソード4の逆位置 ➡ 慎重だけれど大胆なやり方で、試練に立ち向かいます。

6、近い未来

ペンタクルス10の逆位置 ➡ 経験や知識など今までに培ったものが活かされず、重荷を背負うことになりそうです。不安定な状態の中、孤立して限界を感じそうです。

7、本音(抑圧していること)

ペンタクルスのクイーン ➡ みんなに頼られ、気配り上手で優しい女性になりたいと思っています。

8、周囲(環境)

女教皇の逆位置 ➡ 忍耐強いけれど、かわいそうな50代女性と見られているようです。

9、望みや恐れ

ワンド4 ➡ しがらみや問題から解き放たれたいと願っています。最終的には、自由を勝ち取り、穏やかな気持ちを手に入れることです。

10、最終結果(解決策)

ソードのペイジ ➡ 危機的状況の中、秘密裏にことを進めようと警戒心が高まっています。バレないようにするためには、効率のよさと静かな行動が必要です。まだしばらくは、落ち着かない状態が続きそうです。上手にストレスを発散しながら、自分を信じてなんとか乗り越えていくしかありません。この試練から学び取ろうとする前向きな姿勢で臨めば、人間的な成長につながります。

11、今後の注意点と課題

法王(司祭) ➡ 自分を守るために冷静な判断を心がけることが重要になります。ルールは守る、ずるい考え方はしない、自分を安売りしないことを鉄則にしながら、自分を守っていくしかないようです。

まとめ

会社という組織には、様々な性質の人たちが存在します。ほとんどの人は、生活費を稼ぐために会社に属し働いています。

その人たちと毎日同じ空間で顔を会わせるだけでもストレスなのに、協力しなければならないとなると大変です。まして仕事に対しての姿勢が違ったり、気が合わない人とも協力していかなければならない状況において問題が起こらない方がおかしいでしょう。

なので、会社の人間関係は、そもそも一難去ってまた一難が普通であると考えた方がストレスは少なくてすみます。少しドライに考えて冷静になりましょう。少し気弱なB子さんは、図々しさと自分を守る術を身に付けていく必要がありそうです。

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